世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はSNSで、新華社が配信した新型コロナウイルスによる肺炎と闘う「看護師のお母さん」の動画ニュースを転載した。テドロス氏が「看護師のお母さん」に「いいね」をしたという情報は中国、特にこのエピソードが誕生した安徽省で広く伝わった。多くのネットユーザーがコメントし、評価した。
テドロス氏の「いいね」が感動的なのは、テドロス氏が国際社会を代表し、中国の医療従事者の犠牲の精神を高く評価したからだ。
テドロス氏の評価には、「努力」「愛」「団結」という3つのキーワードがある。これは「看護師のお母さん」のエピソードの真髄であり、感染症と戦う無数の人々のプロ精神、人間性の輝きでもある。
「努力」とは、彼らが個人の危険を顧みずウイルスと戦っていることだ。「愛」とは、医療従事者が自ら患者の幼い子供の世話をし、広い心を示していることだ。「団結」とは一つの呼びかけで、国際社会の各界が共に努力し、心を一つにし団結し、共に感染狙撃戦に勝利することを願うものだ。
テドロス氏の「いいね」が感動的なのは、テドロス氏が世界保健業界の最高レベルを代表し、感染対策の現場で働く医療従事者を高く評価したからだ。
「治療は3割、看護は7割」看護師は常に衛生・保健サービスの提供で極めて重要な力を発揮している。感染対策の最前線で、看護師は大軍の主力だ。彼らは患者の治療、看護、飲食などすべての面の世話をする。分厚い防護服の中は汗だらけだが、勤務中は水を飲むこともトイレに行くこともできない。
看護師の愛、忍耐心、細やかな気配りは、患者がウイルスに勝ち、再び命の帆を張るための励みになる。看護師の勇敢な働きぶりは中国人の心を打ち、世界を感動させた。テドロス氏はその代表的な人物だ。
テドロス氏の「いいね」が感動的なのは、テドロス氏が世界の一部の国及び勢力の圧力に耐え、中国の感染対策の取り組みのため公平な発言を続けているからだ。
感染症の発生後、ジュネーブのWHO本部あるいはミュンヘン安全保障会議において、テドロス氏は良からぬ意図を持つ西側メディアを何度も批判した。反論の余地なき事実により、中国の努力が感染症の世界への拡散を防ぎ、各国の時間を稼いだことを説明した。
世界に目を向けると、テドロス氏が中国の感染対策を称賛する多くの世界の高官、及び国際機関の指導者の代表人物であることが分かる。現在すでに160数カ国及び国際機関の責任者が中国に慰問の意と支持を表明している。数十カ国の政府及び国民が中国に援助の手を伸ばしている。
最新情報によると、英仏首脳が中国に慰問の意を表し、中国の感染対策に物資の支援を提供した。これらの善意と確かな支持を中国人は心に刻む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月20日