午後の現場非公式視察を終えた湖北省委員会常務委員、武漢市委員会書記の王忠林氏は18日、新型コロナウイルス肺炎感染対策指揮部でビデオ例会を開き、各区の重要問題の報告を受けた。
19日は全市の大規模な虱潰しの調査の最終日だ。王氏は現場で「各区は約束を掲げ、在宅の感染確定者もしくは感染の疑いのある患者をゼロにする。人命に関わる重大事を無視してはならない。新たにこのような患者が1人増えれば、区委員会書記と区長の責任だ」と指示し、次のように述べた。
引き続き核酸検査に取り組み、検査を拡大し、検査に必要な力を早急に動員する。20日までに臨床感染確定者、感染の疑いのある患者、濃厚接触者、発熱患者の核酸検査を完了する。核酸検査で陽性が出た場合、収容・治療する。陰性が出た場合、早急に関連措置を講じ分散させる。
患者全員を収容・治療するため、取り組みを続ける。国民の生命・健康・安全に大きな責任を負う態度により、自宅で感染が確認された患者全員の収容・治療を行う。集中隔離エリアの感染確定者を分類し、指定病院及び仮設病院に移す。収容・治療を拒む患者については、法に基づき処理を行う。
各級指導幹部は国民優先を肝に銘じるべきだ。皆で全力を尽くし、取り組みを続け、感染症との戦いで最後の勝利を収めることを願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月19日