WHO事務局長:中国以外の地域に憂慮、感染拡大抑制の肝心な時期

WHO事務局長:中国以外の地域に憂慮、感染拡大抑制の肝心な時期。

タグ:感染抑制

発信時間:2020-02-29 10:03:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日にジュネーブで、現地時間27日午前6時の時点で中国以外の44カ国における新型コロナウイルスの感染症が3474人、死亡者が54人になったことを明らかにしました。感染が深刻な国はイラン、イタリア、韓国などで、その他にブラジル、グルジア、ギリシャ、北マケドニア、ノルウェー、パキスタン、ルーマニアの7カ国から初めて新型コロナウイルス感染による肺炎の発生が報告されました。


 WHOは現在、30~40カ国で感染拡大の高いリスクがあると分析しています。現地時間28日午前8時までに、日本の感染者は919人に達しました。イタリアは27日夕方までに感染症の人数が650人となり、24時間で250人増え、既に17人が死亡、45人が完治しました。さらに韓国では現地時間27日午後4時から28日午前9時にかけて新たに256人増え、感染症の人数は2022人に達しました。


 このほか、イランメディアの報道によりますと、イランでは270人の感染症が報告され、26人が死亡しました。イランの女性・家庭環境問題担当のマスメ・エブテカール副大統領も感染が確認されたということです。


 「中国国際放送局日本語版」2020年2月29日


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