【CRI時評】 いわゆる「中国崩壊」論はなぜ再度破綻したのか

【CRI時評】 いわゆる「中国崩壊」論はなぜ再度破綻したのか。

タグ:新型肺炎

発信時間:2020-03-01 10:50:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 数十年来、西側の一部の学者とメディアは再三にわたって、いわゆる「中国崩壊」を予測してきた。新型コロナウイルス感染による肺炎の発生後、彼らはそれを国の崩壊をもたらす中国の「チェルノブイリの瞬間」になぞらえた。だが、彼らはまたもや失望した。


 28日、湖北省を除く中国国内で新たに確認された感染例は4例まで減少し、各地では生産活動が正確かつ整然と再開されている。同日に発表された「中国・WHO新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)合同視察報告」は、中国はウイルスの拡散ルートを非常に効果的に遮断し、全世界の新型コロナウイルスへの対応に重要な経験を提供したと指摘している。


 こうした結論は崩壊を「予言」した者の体面を失墜させた。オーストラリア放送協会の電子版は27日、「とどのつまり、中国共産党が私たちにレッスンしてくれたのだとしたら、どうすべきか?私たちが新型コロナウイルス肺炎をそれほどまでに効果的に予防・抑制し得たのかどうか、胸に手を当てて考えてみてはどうか?という疑問を投げかける文章を掲載した。


 この電子版の文章が分析しているように、中国共産党の強力な指導、武漢市での、わずか1週間での専門治療病院の建設、さらには前例のない予防・抑制措置など、中国の制度的優位性は明らかに核心的な役割を発揮した。


 ウイルスに国境はなく、西側の民主制度にとっても同様の課題を課している。「ニューヨーク・タイムズ」は「民主国家では都市封鎖は行わない」と喚き立てたが、イタリアでは最近すでに「武漢モデル」を取り入れ、感染症が集中的に猛威を奮っている都市に対して封鎖管理措置を採った。


 感染症を政治問題化し、中国の名声を貶め、中傷することは、ウイルスの拡散を阻止できないだけでなく、感染症を予防・抑制するチャンスを失わせるだろう。政治的な偏見を放棄し、科学的精神、虚心な教訓の受け入れ、協力的な行動に代えてこそ、当面の急務である感染症の拡散を阻止することができる。(CRI論説員)


 「中国国際放送局日本語版」2020年3月1日


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