18日午後の北京市新型コロナウイルス肺炎感染対策第54回記者会見で発表された情報によると、北京市の域外輸入感染者は現在まで計54人報告されている。
北京疾病予防管理センターの厖星火副主任は、次のように述べた。
海外で報告されている新型コロナウイルス感染者は17日現在すでに中国を上回っており、感染対策の厳しい情勢を迎えている。自身の健康を守り感染リスクを減らすため、海外の留学生はまず現地の感染状況の変化に注意を続けるべきだ。現地の法律・規定を遵守し、現地政府による感染対策に協力する。中国外交部、中国疾病予防管理センター、北京疾病予防管理センターの公式サイトに注目し、感染対策の注意事項を理解する。次に個人の防護を徹底する。極めて必要性が高い場合を除き、帰国を一時停止し、長距離移動による感染リスクを減らす。確かに帰国の需要がある場合、自身の健康状況を評価し、移動する場合には出来る限り直行便を選択する。
帰国後は事実に基づき健康状況を報告する。熱がある場合は税関に自発的に報告する。症状を隠蔽すれば法的責任を問われる。北京に帰国後、14日間の集中隔離観察を受ける。発熱や咳などの症状があれば直ちに報告し、近くで診察を受ける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月19日