域外での急速な感染蔓延による感染者輸入のリスクが持続的に拡大するなか、外からの輸入防止が非常に厳しく複雑な状況となっている。北京市は重要国際口岸都市であり、輸入予防が現在非常に重要となっている。より厳しい感染対策を講じることで、初めてリスクを最大限に防止し、首都の安全を保証できる。
目的地を北京とする入境者を対象に集中隔離措置を実施しているが、北京市はこれを踏まえた上で今月25日0時より次の措置を講じることを決定した。
(1)目的地を問わず、北京口岸から入境した人員全員を現地で集中的に隔離観察し、全員にPCR検査を実施する。
(2)14日内にその他の口岸から入境し北京に入った人員全員を集中的に隔離観察し、全員にPCR検査を実施する。
隔離観察の費用は自己負担。検査費用は加入している基本医療保険もしくは商業保険などの関連規定に基づく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月24日