米国、EU、カナダ、豪州などの外国の政府・組織・政治家が香港警察の法に基づく法執行に差し出がましい口を利いていることについて、外交部駐港公署の報道官は20日、「香港は法治社会だ。法律の前では人みな平等で、司法の独立への干渉は許されない。法律を超越し、違法犯罪の懲罰を免れる特権を持つ者はいない。違法犯罪の容疑者らは外部勢力から免罪符を提供されることに期待しているが、これはさらに他愛もない妄想だ」と強調した。
報道官は次のように述べた。
一部の外国勢力は偽りのダブルスタンダードを設定し、過激な暴力行為を「平和的なデモ」と美化し、香港警察の法に基づく法執行を中傷し、法治の精神を強く冒涜している。これらの外国勢力は再三「人権」「自由」の旗印を掲げているが、違法犯罪の容疑者が法を犯していないか、このような違法犯罪行為が自国で懲罰を受けるかについて言及を避けている。彼らの真の目的は、違法犯罪分子を庇護・支持することであり、香港を独立・半独立の政治実体にしようと勝手なことを考えている。香港事務に露骨に介入し、各種「反中乱港」分子の後ろ盾になっている。これは香港特区の高度な自治への深刻な侵犯で、香港特区の繁栄・安定に対する悪意ある破壊だ。香港同胞を含む中国人から断固反対され、国際社会からも批判される。
外国勢力は香港が中国の一つの行政特区である事実を認識し、香港同胞を含む14億の中国人が今も昔も外国からの圧力に屈したことがなく、これからも屈することはないことを認識するべきだ。言行を一致させ、香港特区の法治及び司法の独立を着実に尊重するべきだ。香港の繁栄と安定、中国の主権・安全を損ねるすべての行為は必ず失敗に終わる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月21日