今年の5月1日からのメーデー連休は極めて異例だった。国内で新型コロナウイルス感染症が効果的に抑制された後で初の5連休、常態化感染対策に入ってから初の連休だった。
国務院共同感染対策メカニズムは8日の記者会見で、連休中の感染対策の関連状況を紹介した。国家衛生健康委員会の李斌副主任は、次のように説明した。
全体的に見ると、連休中に感染状況は全体的に安定し、出処不明の散発的な感染、集団感染が生じなかった。無症状感染者の数が減少を続け、全国の感染状況の積極的な好転の流れがさらに固まった。
初歩的な評価によると、連休中の感染対策は試練を乗り越えたが、その効果については14日の観察後に全面的に評価し結論を下すことができる。
国家衛生健康委員会は今後、連休中の人員の比較的大規模な流動、一定範囲内の密集における感染対策の効果の追跡・評価を続ける。観光地、飲食店、宿泊施設、ショッピングモールなどの感染対策及び営業再開に資する効果的な方法を総括する。常態化感染対策を実務的かつ細やかに徹底する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月9日