米労働省が8日発表したデータによると、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、米国の4月の失業率は前月比10.3ポイント増の14.7%に達し、1930年代の世界恐慌以降で最大の数値となった。
データによると、米国の4月の非農業部門の就業者数が前月比2050万人減で、過去最大となった。感染症の米国経済への深刻なダメージが浮き彫りになった。国際金融危機による景気後退期、米国の失業率は2009年10月にピーク値の10%に達した。
アナリストは、新型コロナは米国の労働市場に深い影響を及ぼし、失業率は感染終息後も10%前後の高い水準を維持する可能性があると判断している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月9日