今年の5月1日からの長期連休中、大陸部から香港を訪れる観光客が激減した。初日と2日目の数は219人と、前年同期比で99%以上の激減となった。香港工会連合会(工連会)観光連業委員会が大陸部と香港の住民を対象にアンケート調査を行ったところ、この最も中心的な要因として「昨年の条例改正に伴う動乱による安全への懸念」を選んだ回答者が大陸部・香港で6割以上にのぼった。香港の東方日報網が11日、伝えた。
工連会観光連業委員会の梁芳遠主席は「SARSの経験に基づき、国内ではフリープランの商品が販売され、観光・小売・飲食などの業界をけん引している。これはフリープランが香港経済を支えることを反映している」と述べた。工連会の呉秋北会長は、フリープランの一部開放、1日あたり香港訪問人数の上限設定などを大陸部に提案し、各人員の香港訪問・交流を行うと表明した。
中国網日本語版(チャイナネット) 2020年5月12日