政府活動報告案を討議 中共中央政治局会議(詳報)

政府活動報告案を討議 中共中央政治局会議(詳報)。

タグ:政府活動報告

発信時間:2020-05-17 11:41:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


  【新華社北京5月16日】中国共産党中央政治局は15日、会議を開き、国務院が第13期全国人民代表大会(全人代)第3回会議に、審議を求めるため提出する予定の「政府活動報告」案を討議した。習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰した。


   会議では次のような認識を示した。過去1年間、中国の発展は多くの困難や課題に直面した。習近平同志を核心とする党中央は、全国各民族の人民を団結させ導き、難関を攻略するとともに、年間の主要目標と任務を達成し、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成のために決定的な基礎を築いた。


   会議ではまた、次のように強調した。今年の政府の活動にしっかりと取り組むには、新型コロナウイルス感染症の予防・抑制が長期化する下で、「穏中求進」(安定を保ちながら前進をはかる)という活動の全般的基調を堅持し、新たな発展理念を貫き、供給側構造改革を主軸とし、改革開放を原動力として、質の高い発展を推進することを堅持しなければならない。三大堅塁攻略戦(重大リスクの防止・解消、的確な貧困脱却、環境汚染対策)を断固として遂行し、「六つの安定」(雇用、金融、貿易、外資、投資、予想の安定)に着実に取り組み、「六つの保障」(雇用、基本的民生、市場主体、食糧・エネルギーの安全、産業チェーン・サプライチェーンの安定、末端組織運営の保障)の任務を全面的に実行に移し、経済発展と社会安定の大局を守るとともに、貧困脱却堅塁攻略の目標任務の達成と小康社会の全面的な完成を確保しなければならない。


  会議ではさらに次のように指摘した。今年は、更なる積極的な財政政策や、穏健かつ一層柔軟で適切な金融政策、全面的な雇用優先政策を実行しなければならない。また、マクロ政策の実施に力を入れ、企業の安定と雇用の確保に注力する必要がある。改革によって市場主体の活力を引き出し、発展の新たな原動力を増強し、内需拡大戦略を展開し、経済発展パターンの転換を急がなければならない。


「新華網」日本語版より 2020年5月17日

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