新型コロナ、国連が心の健康を危惧

新型コロナ、国連が心の健康を危惧。

タグ:新型コロナ 心の健康

発信時間:2020-05-15 16:11:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国連は13日に発表した公衆保健概要の中で、新型コロナウイルス感染症は人々の体の健康を脅かすと同時に、人々の心の苦しみを増やしたと指摘した。これには家族を失う悲しみ、収入源を失うショック、隔離及びソーシャルディスタンスによるストレス、未来の不確実性への恐怖などが含まれる。国連のグテーレス事務総長は各国政府、民間団体、保健部門、その他の関係者に対して、緊急措置を講じ心を一つにすることで、新型コロナ大流行期間中の心の保健問題を解消するよう呼びかけた。国連の報告書は、メンタルヘルスの支出が新型コロナ対策全体に占める割合が平均2%に留まると指摘した。


 世界保健機関(WHO)の精神衛生・薬物乱用部門責任者のケステル氏も14日の記者会見で、「世界各国の調査を見ると、新型コロナが人々、特に感染状況の深刻な地域でストレスを拡大していることが分かる。調査によると、ストレスが拡大した人の割合は中国が35%、イランが60%、米国が45%となっている。現場の医療従事者が特に保護を必要としている」と述べた。


 説明によると、新型コロナによる典型的な精神健康症状には、頭痛、嗅覚と味覚の異常、焦りと不安、挙動・精神の異常、極度の興奮が含まれ、脳卒中を引き起こす可能性がある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月15日

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