世界2位の経済国である中国の経済は、世界経済の先行きに影響を及ぼす。中国が感染対策で重大な戦略的成果を手にしたあと、いかに操業再開をさらに推進し、経済を盛り上げるかが国際市場から注目されている。両会は世界に近距離で観察する窓を提供する。
仏パリ第8大学のピエール・ピカール教授は「両会の開催は、中国経済が回復に向かうことを象徴する。世界はこれまで以上に今年開かれる中国の両会、中国経済に注目する」と述べた。
英ダラム大学の郭傑教授(金融学)は「中国の両会の政策決定は、中国の今後の経済発展の方向を示し、世界経済構造に影響を及ぼす。感染症のショックに見舞われた後、世界経済がどの程度のペースで回復を実現できるかを左右する」と話した。
ドイツ連邦経済発展・対外貿易協会(BWA)のミシェル・シューマン会長は「ドイツは中国のコロナ対策を参考にした。現在は中国の経済回復の措置に注目する。両会が中国の対外協力促進・発展のシグナルを発することに期待する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月20日