コロナ関連情報、中国は世界と「早く、スムーズに、透明に」共有

コロナ関連情報、中国は世界と「早く、スムーズに、透明に」共有。感染症の病原体が何かもまだ分からなかった1月3日、WHO及びその他の国に対して中国で原因不明の肺炎が発生したと報告していた…

タグ:コロナ ウイルス 感染症 遺伝子

発信時間:2020-05-20 14:08:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国が新型コロナウイルスの発生当初、直ちに世界に真相を伝えなかったと一部の国が疑問視していることについて、中国疾病予防管理センターの首席疫学専門家である呉尊友氏は19日に開かれた国務院共同感染対策メカニズム記者会見にて、「新型コロナ発生後、中国は早く、スムーズに、透明にの原則に基づき、世界保健機関(WHO)及びその他の国と感染症関連の情報を共有した」と表明した。


 呉氏は「感染症の病原体が何かもまだ分からなかった1月3日、WHO及びその他の国に対して中国で原因不明の肺炎が発生したと報告していた。新型コロナウイルスの分離に成功し、これが原因不明の肺炎の原因であると確認すると、直ちにWHO及び関連国に報告した。ウイルスの遺伝子配列を明らかにすると、直ちにこれをWHOに報告し、共有した。また全遺伝子配列をWHOの世界データ供給プラットフォームに上げた」と述べた。


 呉氏は「早急、オープン、透明の原則で情報を共有することで、初めて全世界が協力し、新型コロナ感染対策という戦いに勝つことができる」と話した。


 北京大学第一病院感染症科主任の王貴強氏は「中国は比較的早く国際社会との経験共有を開始した。主に診療プランをめぐり中国の診断及び治療の経験を紹介すると同時に、実戦経験及び教訓を各国の専門家に紹介した。これらの国と地域が新型コロナの感染対策を行い、死亡率を引き下げるため協力した」と表明した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月20日

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