両会の関連施設で風通しを強化、近距離接触時にはマスク着用

両会の関連施設で風通しを強化、近距離接触時にはマスク着用。

タグ:両会 マスク

発信時間:2020-05-21 10:57:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 新型コロナウイルス感染症の影響で延期された今年の全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)は、5月21日に開幕する。現在はどのような感染再発防止策が講じられており、代表・委員は出席の際にどのような注意が必要なのだろうか。記者は20日、第13期全人代第3回会議秘書処感染対策チーム長、全国政協第13期第3回会議秘書処感染対策チーム長、国家衛生健康委員会副主任の曾益新氏を取材した。曾氏は次のように説明した。


 全国両会の順調と無事を保証するため、会議開催前及び会期中の感染対策についてすでに各方面の手配を行っている。これには出席者の疫学調査、健康チェック、会期中の閉鎖型管理、会場及び宿泊先の清掃や消毒などが含まれる。


 マスク着用の問題に関して、新型コロナの主な感染経路は呼吸器感染であるため、公共の場の風通し、マスク着用、ソーシャルディスタンスの維持が特に重要だ。我々は会議前にすべての会議室、宿泊先のレストラン、エレベーター、トイレの風通しを良くし、空気の流通を保証するよう求めた。ある宿泊先は臨時でファンを追加するか、出力の大きいファンを設置するかし、できる限り窓を開いている。


 理論的には良好な風通しと一定のソーシャルディスタンスを維持すればマスクを着用しなくても良いが、一部の場所ではその徹底が難しい。ソーシャルディスタンスが不十分、風通しが悪い、あるいは他者と近距離接触する場合、両会の関係者はマスクを着用しなければならない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月21日

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