国務委員兼外交部長の王毅氏は24日に開かれた両会の記者会見で、「新型コロナウイルス感染症は我々に以下の重大な啓発を与えた。各国人民の生命の健康が今日ほど苦楽を共にし、緊密につながったことはなかった。また、各国が同じ地球で生活し、人類が運命共同体であることを今日ほど深く認識したこともなかった」と述べた。
王毅氏は以下のように話した。ウイルスは国境と人種に関係なく、全人類に挑戦を仕掛けた。政治中心の行動はウイルスに拡散のチャンスを与え、自身の利益のみを考えればウイルスからの撃破を受け、科学を無視すればウイルスに隙を与えることになる。そのため、習近平主席は世界に向けて、ウイルスは人類共通の敵であり、団結してこそ勝利できるとなんども呼びかけてきた。団結・協力は感染症に打ち勝つ最高の武器である。
感染症は生命を代償として、我々に各国は人種、歴史文化、さらには社会制度の違いを越え、手を取り合って人類運命共同体を構築し、人類が生存できる唯一のこの星を共同で守るべきだということを伝えた。その中の重要な目標は、人類衛生健康共同体を迅速に構築することである。中国は世界の責任ある国として、これに貢献したい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月24日