最も先進的な医療で最悪の感染対策、米国はなぜこのような状況に?

最も先進的な医療で最悪の感染対策、米国はなぜこのような状況に?。

タグ:米国 感染対策

発信時間:2020-05-26 16:29:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 NYタイムズは現地時間24日、一面に「米国の死者は10万人弱、計り知れない損失に」と題した記事を掲載した。同紙は1面全体に感染症による死者1000人の生前の情報を掲載し、「これはただの数字ではなく命だ」という強い警告を出した。新華社が伝えた。


 確かな科学技術力を持つ超大国の米国は最先端の医療資源を使い、新型コロナウイルスの最悪の感染対策を行った。米国の人口は世界の4%のみだが、感染者は世界の30%を占め、かつ新規感染者が現在も1日あたり2−3万人のペースで急増している。名実相伴う感染症の世界一の輸出国になっている。米国人を苦しめているだけでなく、世界の感染対策に大きな圧力をもたらしている。世界の人々にはっきりと、分かるように説明しなければならない。


 判断を誤り、指揮が力を失った。米政府は封じ込みのチャンスを何度も逃した。現地時間3月13日になりようやく「国家緊急事態宣言」を出した。米政府は2カ月以上に渡り遅々として効果的な対策を講じず、速やかに広範なウイルス検査を行わなかった。一連の行動の遅れにより収拾がつかなくなった。


 科学の精神を尊ぶと叫ぶ米国は感染対策において、政治に何度も翻弄された。まずは「マスクは役に立たない」というミスリードの発言にこだわり、国民を騙した。それからマスクや防護服など必要な防疫物資の供給を遅らせ、医療従事者を常に感染の恐れがある危険な境地に陥れた。さらには公衆衛生専門家をそっちのけにし、「消毒剤を注射し感染者のウイルス除去を試みよう」と馬鹿げたことを提案した。さらには重要情報を隠蔽し、矛盾のあるデータを発表し、人々を何を信じればいいのか分からないという尽きることなき恐怖に突き落とした。これは国民の生命に対する極めて無責任な態度であり、世界の感染対策の足を強く引っ張った。


 米国の政治家は国民の目をそらし、失敗したという事実を隠そうと八方手を尽くしている。ウイルスの感染が極めて稀なペースで広く拡大しても、米国の政治家は何事もなかったかのように「弱いインフルエンザ」と言い人々を欺いた。国民の命を救う「黄金の時間」に、米国の政治家は感染対策に専念するのではなく、責任を転嫁し罵声を浴びせ、「政治の茶番」を演じ、世界に民族差別の「毒の種」をまいた。無数の国民の命が失われるなか、米国の政治家は感染対策の戦場を自身の政治ショーの舞台とし、さらには「感染対策は極めて適切だった」と哀れにも自賛している。下手な芝居は国民の命を無視し、国際的な法則を冒涜する米国の政治家の醜い姿を暴露した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月26日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで