警察による黒人殺害で米国が騒然、街頭では国旗を燃やす人も

警察による黒人殺害で米国が騒然、街頭では国旗を燃やす人も。

タグ:米国 黒人殺害

発信時間:2020-05-29 15:08:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 炎が上がり、石が飛び、混乱に乗じ略奪が発生するーミネソタ州ミネアポリスの白人警官がアフリカ系男性の首を膝で押さえつけ死亡した事件が発覚し、米国民が激怒した。ミネアポリスなどで最近、大規模な抗議デモが発生している。現地時間27日、警察が対抗姿勢を強めた。現場は完全にコントロールを失った。暴力、窃盗、放火などの社会の悪行が噴出した。


 現地時間25日、米ミネソタ州のアフリカ系男性のジョージ・フロイドさんが、偽札使用の疑いで警察に逮捕された。フロイドさんが手錠をかけられた後、白人警官が地面に押し倒し、膝で首を7分も圧迫し窒息死させた。ミネソタ州の28日付現地紙によると、憤った市民が27日午後、ミネアポリス南部に集結した。場所は第3警区の市警察局に近かった。これは事件発生後で2回目となる大規模な抗議デモだ。現地紙によると、27日夜の混乱により男性1人が銃弾にあたり死亡し、さらに多くのけが人が出た。


 USAトゥデイなどのメディアによると、ロサンゼルスでは27日夜に道路占拠の抗議デモが発生した。参加者約1000人が街頭に出て、走行中のパトカーを正面から遮り、ガラスを破り、かつ国道101号線を封鎖した。さらには米国の国旗を燃やした。


 AFP通信によると、この事件は米国の一連のアフリカ系住民に対する暴力的な法執行のアップグレード版だ。米国の民権弁護士は、本件の性質は「アフリカ系住民に対する体制的な差別」であると批判し、一連の謂れなき死亡は「アフリカ系住民を対象とするジェノサイドだ」と述べた。「本件はターニングポイントになるべきだ。白人に利し黒人をターゲットとする2つの体制の共存を容認できないからだ」


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月29日

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