習近平国家主席は5日夜、コスタリカのアルバラド大統領と電話会談を行いました。
習主席はその中で、「新型コロナウイルス感染症が起きて以来、コスタリカは進んで中国に医療物資を援助し、この友情は心に銘記する。中国は感染症対策の国際協力において、コスタリカをラテンアメリカでの重要なパートナーとみなし、コスタリカに防疫物資を寄贈し、経験を分かち合うテレビ会議を開催してきた。中国はコスタリカとともに、感染対策の国際協力を強化し、世界の公衆衛生上の安全保障を守っていく」と表明しました。
さらに「双方は引き続き、相手国の核心的利益と重要な関心事を支持し合い、感染収束後の両国協力を共に企画し、『一帯一路』の共同構築の枠組の下、各分野における実務協力をより深く行っていく必要がある。両国関係は感染への共同対応を通じて、より大きく発展することができると信じている」と述べました。
これに対し、アルバラド大統領は、習主席が中国が開発するワクチンを国際公共財にすると宣言したことに敬意を示し、感染対策で中国から力強い支持を得たことに感謝の意を表明しました。さらに「中国と共に多国間主義を支持し、気候変動などグローバルな挑戦に対応し、世界の平和と発展を促していく」と示しました。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月6日