WHO脱退表明した米国に「とやかく言う権利はない」=外交部

WHO脱退表明した米国に「とやかく言う権利はない」=外交部。

タグ:WHO

発信時間:2020-07-12 14:22:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国のポンペオ国務長官が世界保健機関(WHO)の中国への専門家派遣について口出しをしたことを受け、外交部の趙立堅報道官は10日の定例記者会見で、米国はWHOから脱退を表明した以上、中国とWHOとの協力についてとやかく言う資格はないと反論しました。


 ポンペオ米国務長官は先日、「中国は、新型コロナウイルスの感染源特定についてWHOから専門家を中国に派遣して予備段階の協議を行うことに同意したが、WHOが中国で自由に活動することも認めるべきだ。我々が必要としているのは、その場を取り繕うための政治的解決案ではなく、真の答えである」と述べました。


 この発言に対して、趙報道官は「米国が本当に世界の感染症対応を重要視するならば、先ずは専門家を米国に招くことを含めたWHOとの協力を展開し、その果たすべき国際責任と義務を履行すべきである。こういうことは、米国にできるものなのか」と質問した上で、「感染症が発生した後、中国は終始WHOと密に話し合い、協力してきた。中国はWHOの専門家を招き、新型コロナウイルスの感染源に関する科学調査を共同で行うのは、より効果的な感染症対策をサポートし、世界の公衆衛生上の協力に寄与することにある」と強調しました。


 「中国国際放送局日本語版」2020年7月12日

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