中国がサーバー攻撃で米国のワクチンを窃取したという米国内の声に対し、外交部の華春瑩報道官は17日、「とんでもない言い方だ。中国は新型コロナウイルスの研究開発で先頭を走っており、窃取することで先を争う必要はない」と示しました。
報道によりますと、米国のバー司法長官は16日の演説で、「中国のハッカーが米国の大学と企業を対象に新型コロナウイルスの治療に関連する知的財産権を盗んだ」と発言したということです。
これに対し、華報道官は「中国はサイバーセキュリティーを断固として擁護する国であり、情報窃盗とサイバー攻撃の主な被害国でもある」と答えました。その上で「中国はサイバーセキュリティー問題での立場は明確で一貫しており、あらゆる形のサイバー攻撃と情報窃盗活動にも断固反対し、法に基づいてそれを取り締まっていく」としました。(洋、Yan)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月18日