全国政治協商会議副主席、団結香港基金主席の董建華氏は22日、「香港が今日手にした成果は数世代の香港人の努力による結果であり、他国からの施しでは絶対にない。世界の大きな変局において、香港は外的要因からの衝撃を免れがたいが、落ち着いて対応しなければならない。中央は全力で香港を支援するだろう」と述べた。
董氏は同日、団結香港基金が開催したオンラインフォーラムで、次のように述べた。
西側の一部の政治家は現在、自身が直面している国内の政治圧力を外交戦線に移そうと八方手を尽くしている。全世界が手を携え感染症と戦い、各国が経済及び金融市場の安定を共に維持するため努力すべき時に、これらの政治家は貿易障壁を再び設け、科学技術のつながりを切断し、いわゆる「経済デカップリング」を行い、さらには極端な圧力をかけ封じ込める政策を講じている。世界の地政学的情勢をより厳しくしている。
世界の大きな変局において、国際都市である香港は外的要因からの衝撃を免れがたい。そのため香港は冷静な思考、落ち着いた対応という戦略的な定力を持たなければならない。また困難に立ち向かい、壁を乗り越える発展の自信を持たなければならない。
香港が今日手にした成果は数世代の香港人の努力による結果であり、他国からの施しでは絶対にない。香港が蓄積した分厚い実力と揺るぎなき基盤は、破壊をほしいままにする違法分子が勝手に壊せるものではない。ましてや香港には中央の全力の支援と愛護があるのだからなおさらだ。祖国は香港の最も力強い後ろ盾だ。
団結香港基金は2014年に香港で創設された非営利団体だ。香港・大陸部・世界のエリートを集め、香港の長期的かつ全体的な利益を立脚点とし、香港特区政府、公共サービス機関、多くの市民に多元的な公共政策の研究・分析・プランを提供し、香港社会の調和、経済繁栄、持続可能な発展を促進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月23日