「武器貿易条約」第6回締約国会議が17-21日にかけて、新型コロナウイルス感染症の影響により書面形式で開かれる。中国は初めて締約国として出席し、書面で発言する。
中国の李松軍縮大使は17日、締約国会議議長、アルゼンチン在ジュネーブ代表のビリェーガス氏、条約事務局の責任者であるドラドラ氏と電話で会談した。李氏は次のように表明した。
中国は通常兵器が引き起こす人道主義問題を高度に重視しており、軍需品の輸出に対して慎重かつ責任ある態度により厳格な管理を行っている。中国は国際社会が必要な措置を講じ国際武器貿易を規範化し、違法な武器譲渡を撲滅することを積極的に支持する。中国側は武器貿易条約の協議の全過程に参加し、条約の採択に向け建設的な力を発揮した。条約発効後はオブザーバー国として締約国会議に積極的に参加した。中国は今年7月6日にグテーレス国連事務総長に加入申請を提出し、条約関係の新たなページをめくった。これは中国が世界の武器貿易ガバナンスに積極的に参加し、世界・地域の平和を守る重要な措置だ。多国間主義を支持し、人類運命共同体の構築を推進する中国の決意と誠意をさらに示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月19日