商務部の高峰報道官は20日、「TikTok(ティックトック)締め出し」に関する問題について、「米国側には間違ったやり方を捨て、中国企業への謂れなき抑圧を停止し、中米両国の経済貿易協力及び国民の幸福に資することをするよう促す」と述べた。
商務部が20日に開いたオンライン定例記者会見にて、高報道官は次のように述べた。
一定期間に渡り、米国側は何かにつけていわゆる「国家安全」「国家緊急事態」を口実とし、中国企業の米国における正常な投資・経営活動を規制、さらには禁止している。謂れなき罪名により中国企業の取引を禁じているが、これにはまったく事実と法的根拠がない。企業の正当な権益を大きく損ね、市場経済の基本原則に大きく背いている。米国側の制裁と圧力が、投資家の対米投資の自信を揺るがすことは間違いない。
中国側は投資に対する国家安全保障審査を政治的ツールとし、安全保障審査を汎発化させ濫用するやり方に断固反対する。自国企業の正当かつ合法的な権益を守る中国政府の決意は確固不動だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月21日