オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が先ごろ発表した報告書で中国の人材募集を中傷したことについて、外交部の趙立堅報道官は21日の定例記者会見で、「同研究所は長期にわたって米国政府や武器商人からの資金支援を受け、でっち上げた訪中報告書の作成に熱中していることから、国際社会では笑い種にされている」と述べました。
報道によりますと、ASPIは最新報告書の中で、「中国は米国を含む先進国の先端技術者を目当てに、世界各地で600カ所の人材募集拠点を設けた」としました。なお、ASPIの今回の研究は米国務省の一部資金提供を受けたものだとも報じられています。
趙報道官はこれに対し、中国政府はこれまでにも、ASPIによる中国関連の荒唐無稽な報告書について、重ねて態度を示してきたとした上で、「同研究所はイデオロギー色が濃厚で、学術上の信頼性がひどく疑われている」と指摘しました。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月22日