南スーダンのフセイン・アブデルバギ副大統領は現地時間20日、首都ジュバで中国政府から派遣された新型コロナウイルス対策医療専門家チームと面会しました。
アブデルバギ副大統領は「長年来、南スーダンが困難な状況に陥った場合、いつも率先して支援してくれたのは中国である。新型コロナウイルス感染症の発生後も、中国はこれまで通り最初に緊急支援物資を提供してくれた。中国は南スーダンの『真の友』だ。両国の友好関係が前進して両国民にとって利益になることをうれしく思う」と述べました。
南スーダン政府の要請に応じて中国国家衛生健康委員会が組織した専門家チームは19日、ジュバに到着しました。
チームリーダーを務める安徽医科大学第1付属病院の梁朝朝院長は「南スーダンで政府や国際機関と新型コロナウイルス対策をめぐる交流を行い、経験を共有し、現地の医療機関を訪れて医療関係者に対する訓練の実施と中国系企業機関に対する指導を行う」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月22日