西部戦区の張水利報道官は31日、中国とインドの国境情勢に関する談話を発表し、次のように指摘した。
インド軍は31日、双方の各レベルの会談・会合で形成された共通認識を破壊し、パンゴン湖南岸などで再び実効支配線を越えて不法な活動を行い、公然と挑発し、国境情勢の緊張を招いた。インド側のこの措置は中国の領土主権に対する重大な侵害であり、中国・インド国境地帯の平和と安定を大きく破壊した。態度が二転三転し、信義に背いている。中国はこれに強い反対を表する。我々はインド側に、違法に支配線を越えて占拠した兵力を直ちに撤退させ、現場の部隊を厳しく管理し、約束をしっかり守り事態のさらなるエスカレートを回避するよう厳正に求める。中国軍は必要な対応策を講じており、かつ事態の発展を注視し、中国の領土主権及び国境地帯の平和と安定を断固守る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月1日