習近平国家主席は25日夜、アンゴラのロウレンソ大統領と電話会談しました。
習主席は「新型コロナウイルス感染症への対応において、中国は引き続きアンゴラに対しできる限りの支援を提供していく。近日中にも医療専門家チームをアンゴラに派遣する。ワクチン開発が成功した後には、アフリカ諸国との共有を優先させていく。また、アンゴラと共に、新型コロナウイルス対策をしっかりと実施した上で、社会経済活動の再開における協力を推進し、実力ある中国企業のアンゴラでの投資を奨励し、二国間の実務的協力が新たな発展を収められるよう推し進め、アンゴラの経済と社会の発展をサポートする。さらに、多国間枠組みや国際的な取り組みにおける連携を密接にし、グローバルな公平と正義、多国間主義と発展途上国の共通利益を共に守っていきたい」と述べました。
ロウレンソ大統領は「中国は世界の大国の中では唯一、短期間で新型コロナ感染症を抑制した国である。中国によるアンゴラを含むアフリカ諸国の感染症対策への支援に感謝するとともに、ワクチン開発などの分野で協力を強化したい。また、中国の核心的な利益にかかわる問題での立場を断固として支持し、中国企業の投資拡大や経済貿易などの分野での協力強化を歓迎する。国際的な取り組みにおける相互の支持を強め、グローバルな公平と正義を共に守っていきたい」と示しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年9月26日