急成長するスマート時代は、多くの高齢者の生活に不便をもたらした。新型コロナウイルスの流行中、多くの高齢者は「健康コード」の使用で困難に直面した。高齢者がスマート化・デジタル化された暮らしに適応しにくいという問題が再浮上した。
北京青年報はこの話題に持続的に注意しており、「駆け足で進むスマートな時代、歩くのが遅い人を忘れるな」「高齢者が健康コードを持たず地下鉄に乗れなかった、人々から助言も」といった養老の話題に関する記事を掲載し、また「高齢者のデジタル文盲一掃に制度面の計画を」などの評論文も掲載したことがある。
民政部が23日に北京で開いた2020年第4四半期定例記者会見で、養老サービス司の李邦華副司長はメディアが注目するこの問題について回答した際に、「現在スマート技術や情報技術は日進月歩で、人々の生活をより便利でスムーズにしているが、多くの高齢者がスマートフォンを持たず、スマート化デバイスの操作に不慣れであることから、多くの困難や厄介といった問題が生じている。民政部は今後、高齢者を中心とし、高齢者の民政サービスにおけるスマート技術の困難の解消を促す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月26日