第37回ASEANサミットが開幕 コロナ後の回復の共同推進を強調

第37回ASEANサミットが開幕 コロナ後の回復の共同推進を強調。現在の地域・国際情勢のもと、対話・協力・相互接続の流れにますます堅固な基礎が備わってきている…

タグ:ASEAN コロナウイルス 感染症 対策

発信時間:2020-11-13 15:38:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年のASEAN議長国であるベトナムが主宰する第37回ASEANサミット及びASEAN関連首脳会議が12日に開幕し、動画形式で行われた。ベトナム共産党書記長、国家主席のグエン・フー・チョン氏は、「ASEAN諸国は積極的に連携し、実務的で効果的な協力を行い、各種回復計画を実現すべきだ。同時にASEANを中心とする地域対話及び協力枠組みの価値を十分に発揮すべきだ」と述べた。


 グエン・フー・チョン氏は同日、首都ハノイで行われた開幕式で「最高レベルの政治の約束、各参加国間の足並みをそろえた順調な行動により、ASEANは新型コロナウイルス感染対策、感染症の影響の克服、経済回復の促進などの面で、心を一つにして協力し積極的に対応する精神を十分に示した」と述べた。


 「現在の地域・国際情勢のもと、対話・協力・相互接続の流れにますます堅固な基礎が備わってきている。協力・信任・相互協力により、ASEANと世界は初めてさまざまな困難と挑戦を乗り切り、経済成長、平和維持、安定的で持続可能な発展を実現できる」


 ベトナムのグエン・スアン・フック首相は開幕式で、「ASEANは最大限に資源と力を集中し、新型コロナウイルスのリスクを徐々に抑制し、ワクチン及び効果的な治療方法を早急に獲得し、予防医学能力を高め、人々の命の健康を守るべきだ。かつ操業再開、雇用、民生の支援を推進するべきだ。今回の会議では正式に『ASEAN全面回復計画』が採択される」と述べた。


 第37回ASEANサミット及びASEAN関連首脳会議は12−15日に行われる。第23回中国・ASEAN(10プラス1)首脳会議、第23回ASEAN・中日韓(10プラス3)首脳会議、第15回東アジアサミット、第4回東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議などが開かれ、80以上の文書が採択される見通し。


 ASEANは1967年創設。参加国はインドネシア、タイ、シンガポール、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの10カ国。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月13日

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