【新華社北京12月13日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は12日、オンラインで開かれた「気候野心サミット」でビデオ演説し、協力と相互利益による気候ガバナンスの新局面を各国が団結して切り開くよう呼び掛けた。
気候変動の挑戦を前に人類は運命を共にしているとも述べ、中国は各国が「パリ協定」を支持し、気候変動対応により一層寄与することを歓迎すると表明した。
習近平主席はまた、中国が2030年までに▽国内総生産(GDP)の単位当たりの二酸化炭素排出量を05年に比べ65%以上減らす▽1次エネルギー消費に占める非化石エネルギーの割合を25%前後とする▽森林蓄積量を05年より60億立方メートル増やす▽風力発電と太陽光発電の総設備容量を12億キロワット以上にする-という中国の一連の自主的措置を発表した。
「新華網日本語版」より 2020年12月13日