【新華社北京12月19日】中国の中央経済工作会議が16〜18日、北京で開かれた。会議には習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席、李克強(り・こくきょう)中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理、栗戦書(りつ・せんしょ)、汪洋(おう・よう)、王滬寧(おう・こねい)、趙楽際(ちょう・らくさい)、韓正(かん・せい)の各中央政治局常務委員が出席した。
習近平氏は会議で重要演説を行い、2020年の経済運営を総括するとともに、当面の経済情勢を分析し、2021年の経済運営を指示した。李克強氏は演説で、来年の経済運営について具体的に指示するとともに、総括演説を行った。
会議では次のように指摘した。今年は新中国の歴史上、極めて特別な1年となった。厳しく複雑な国際情勢や、困難で重い国内改革・発展・安定の任務、特に新型コロナウイルス感染症の深刻な打撃に直面した。われわれは戦略的不動心を保ち、情勢を正確に判断し、入念に計画、指示し、果敢に行動を起こし、努力を払い、人民が満足して世界が注目する、歴史に残る答えを出した。中国は世界で唯一、経済のプラス成長を実現した経済大国となり、三大堅塁攻略戦(重大リスクの防止・解消、的確な貧困脱却、環境汚染対策)が決定的な成果を収め、科学技術革新が重大な進展を遂げ、改革開放が重要な進展を実現し、民生を力強く保障した。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月20日