「中国製」ワクチンが日本に流入しているとの日本メディアの報道について、在日本中国大使館の報道官が1日、記者の質問に答えた。大使館の公式ウェブサイトが伝えた。
【記者】1日、「中国製」とされる新型コロナウイルスワクチンが日本に持ち込まれ、すでに日本国内で接種した人がいると一部の日本メディアが報じた。中国側はこの事を把握しているか。対応措置を取るか。
【報道官】中国政府はワクチンの生産と流通における安全性を非常に重視し、全ての過程において管理を厳格に実施しており、各国と共に偽ワクチンの製造・販売、外国への不法流出など違法犯罪行為を取り締まり、ワクチンの研究開発・生産・流通・使用における安全性をしっかりと保障し、新型コロナウイルス対策の秩序ある実施を保つことを望んでいる。
我々は一部の日本メディアが関連状況の事実確認をせぬまま、中国による新型コロナワクチンの対外協力に勝手な論評を加えたことに、強い不満を表明する。こうしたメディアが、メディアとしての責任をしっかりと担い、中国関連の報道の真実性と客観性を保ち、日本の民衆をミスリードしないよう望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月4日