外交部(外務省)の9日の定例記者会見で、汪文斌報道官が対アフリカ支援ワクチンに関する質問に答えた。
【記者】中国は先ごろ、アフリカ諸国に新型コロナウイルスワクチンを援助すると表明した。これに関する作業の進展状況は?
【汪報道官】中国政府が赤道ギニアに援助するワクチンの第1便が9日、発送された。赤道ギニア現地時間10日午前に首都マラボに到着する予定だ。これは中国政府にとって、アフリカ諸国に援助するワクチンの第1陣であり、ワクチンを国際公共財にするとの表明を実際の行動によって実行に移す重要な措置だ。また、昨年6月に習近平主席が中国・アフリカ新型コロナ対策特別サミットで行った「新型コロナワクチンの恩恵は開発完了と使用開始後にアフリカ諸国が他国に先駆けて受けることになる」との厳粛な約束を実行に移す具体的行動でもある。中国は赤道ギニアを含むアフリカ諸国と共に様々な形でワクチン協力を繰り広げ、アフリカ諸国のニーズに基づき、できる限りの支援をしたい考えだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月10日