新疆を2回訪れた私が西側のデマを暴く=仏作家

新疆を2回訪れた私が西側のデマを暴く=仏作家。

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発信時間:2021-02-20 15:08:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 フランス人作家・記者のMaxime Vivas氏が新疆を2回視察し、4年がかりで書き上げた「ウイグル族のフェイクニュースの終結」が昨年末、仏シルクロード出版社から正式に出版・発行された。

 

 Vivas氏は先ほど新華社の独占インタビューに応じ、次のように述べた。

 

 私は新疆の大きな進歩と非凡な活力を目の当たりにした。西側の新疆に関する大量のデマが、新疆を訪れたことがない者が流布したことを知った。

 

 私の「ウイグル族のフェイクニュースの終結」は自らの経験と実証により、西側メディアが作った新疆に関するデマを暴いた。

 

 私は2016年、20カ国の40人の記者と初めて新疆を視察した。新疆全体をほぼ歩き尽くした。都市、学校、工場を視察し、多くの人を訪ねた。この取材の後、私は欧州人の中国への印象と、中国の現実との間に大きな開きがあることを意識した。

 

 多くの欧州人は中国の発展、中国の都市の現代化を理解しておらず、さらには中国における高速鉄道の普及も知らない。

 

 私は2018年に再び新疆を取材し、各地を視察した。2回の訪問の間に丸2年空き、私は新疆の大きな進歩と非凡な活力を目にした。多くの面が改善されており、より多くの道路が作られた。新疆は急成長中だ。

 

 新疆で私は多くのウイグル族の人々とモスクを目にした。彼らが圧迫されているとは感じなかった。むしろ私は中国政府が彼らの言語及び職業訓練に取り組み、彼らの就職を手伝い、現地の技術者と教師を育成しているのを目にした。私は多くの現地の文化活動を目にした。学校で私はある教師が共通語とウイグル語で同時に教えているのを目にした。料理人が清真料理を作るのを目にした。欧州ではこのような光景をまったく想像できない。新疆でジェノサイドが起きているというデマがあるからだ。しかし実際に新疆を訪れると、これが新疆で絶対起きないことだと分かる。

 

 私は感動したエピソードを本に記した。新疆で私は40代の農村部女性と出会った。中国政府は彼女の創業に力を貸した。彼女は小さなスポーツウェア工場を作った。企業の賃金と政府の奨学金により彼女は学習を続け、さらに子供を海外留学に送り出した。彼女はそれまで、自分がこれらを手にできると考えたことはなかった。中国政府が彼女の運命を変えたのだ。

 

 フランスの社会学者、ピエール・ブルデューはデマの流布について、次のように論述したことがある。新聞同士で剽窃し合い、政治家らがこれらの新聞を読み、これらの情報に基づき自分の観点を発表し人々に影響を及ぼす。フェイクニュースはこのような伝播の閉ループの中で絶えず広まる。

 

 西側メディアの報道はフェイクニュースが余りにも多いが、彼らは自分の嘘を認めない。これにより新疆に行ったことのない人が大量のデマを流布している。デマはたやすく作れるが、これを検証し暴くためには多くの時間と労力がかかる。私は本の中で、新疆を自ら訪れることで真相を目にすることができると読者に提案した。

 

 新疆は鉱産物と天然ガスの資源が豊富で、古代シルクロードの繁栄を目にした。新疆はさらに「一帯一路」建設の重要な中枢だ。中国の発展は西側の一部の国から脅威とされている。これは西側世論が新疆のデマを流布する理由だ。


 Vivas氏はフランスの作家・記者で、トゥールーズの放送局で司会を務め、文学コーナーを開設している。出版された著書は20冊にのぼり、各紙に記事が掲載されている。

 

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月20日

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