中国政府がガボンに援助する国薬集団(シノファーム)製新型コロナウイルスワクチンが12日、同国の首都リーブルビルに到着した。空港では、オスカ・ラポンダ首相らガボンの高官と中国の胡長春大使が出迎えた。
オスカ・ラポンダ首相は、「中国はガボンがワクチンのニーズを示すとすぐに前向きな対応をし、迅速に援助の手を差し伸べた。中国はガボンにワクチンを援助した最初の国であり、これは両国の兄弟のような厚い友情を存分に示すものだ」とした。
胡大使はメディアの取材に対し、「新型コロナウイルス感染症は依然として世界中で蔓延している。ワクチンは人類がパンデミックに打ち勝つための有力な武器だ。中国が率先してガボンにワクチンを援助したことで、両国の昔からの友情と政治的相互信頼の深さがはっきりと示された。このワクチンが、ガボンが1日も早く新型コロナ感染症に打ち勝ち、経済を立て直す助けとなるものと信じる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月15日