ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が15日に発表した世界の兵器取引量の最新データによると、2016−20年の主要兵器の国際的な取引量は11−15年と比べ横ばいだった。5大兵器輸出国のうち3カ国(米国、フランス、ドイツ)の輸出が大幅に増加した。
報道によると、最大の武器輸出国は依然として米国で、世界武器輸出に占める割合は16−20年に37%に上昇した(11−15年は32%)。米国は16−20年に96カ国・地域に主要兵器を提供し、その他の供給国を遥かに上回った。米国の兵器輸出の半数弱(47%)が中東に向けられた。サウジアラビアだけでも米国の兵器輸出総額の24%を占めた。米国の16−20年の兵器輸出は11−15年より15%増え、2位の武器輸出国であるロシアとの差をさらに広げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月16日