中米ハイレベル戦略対話の順調な実施を疑う報道があることに対し、外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で「中国は誠意をもって米国の招きに応じ、戦略対話に参加した。しかし米国によるプロローグは時間をひどくオーバーし、中国の政策を不当に非難し、いざこざを引き起こすものであった。これは中国の望んでいたものではない」との考えを示しました。
趙報道官は「米国の行いはいずれも客をもてなす道から外れ、外交儀礼にも合っていない。中国はこれに厳正な対応をした」としたうえで、「われわれは今回の対話を、双方が意思疎通を強化し、不一致を調整し、協力を拡大するよいチャンスだと見ている。今回の対話は今後しばらくの中米関係の発展における重要な指針的意義があるものだ」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月20日