中国の台湾地区の大陸委員会(陸委会)の報道官がこのほど、CMG(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の台湾向け放送「台海の声」とニューメディアプラットフォーム「看台海(台湾海峡を見る)」のプロモーションビデオに出演した台湾出身のアーティストを脅迫したことを受けて、CMG香港・マカオ・台湾放送センターの報道官は26日、記者の質問に答え、「海峡両岸の交流と融合発展は民意に沿ったもので、民心を得ており、歴史の大勢に適うものである。いかなる勢力も個人もこれを阻止できない。民進党当局は理性を保って、脅迫という手段をやめて、海峡両岸の融合発展を促す有益な行いをしてほしい」と述べました。
報道官はまた、「民進党による関連の発言は悪意に満ちており、両岸同胞や各界関係者の強い反感を招いた。大陸側と正常な交流を行う台湾同胞への脅迫行為は卑劣なものであり、人心を失うことになる」と訴え、両岸同胞の期待を正視し、歴史の潮流に従いながら、両岸の融合発展に有益なはたらきをするよう民進党当局に呼びかけました。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月27日