アカデミー賞受賞歴を持つイギリスのマルコム・クラーク監督の手がけた新型コロナ対策を題材とするショートムービーが、8日に上海でリリースされました。クラーク監督はその際、「映像を通じて中国と西側の架け橋になりたい」と語りました。
昨年4月8日、武漢市で新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために実施されていたロックダウンが解除されました。クラーク監督は武漢での新型コロナとの戦いの証人として、55日間かけて現地の医療従事者やボランティアたちを取材し、彼らの物語をドキュメンタリー映像として記録しました。
「一部では、事実無根のデマや偽の情報によって、『中国は新型コロナ発生の責任を取るべき』などという誤った意見も存在したが、このドキュメンタリーの公開によって誤解が取り除かれ、より多くの人々に中国がコロナの抑え込みでどれほどの努力と貢献をしてきたのかが伝わることを願っている」とクラーク監督は語りました。
「中国国際放送局日本語版」2021年4月11日