海南省は現在、中国唯一の省級経済特区であり、最大の改革開放の「試験田」とも呼ばれています。2018年4月13日、習近平総書記は海南省と海南省経済特区の設立30周年を祝う大会で、海南島全域での自由貿易試験区建設の支持を党中央が決定したことを明らかにし、海南省の改革開放に新たな一ページが開かれたと厳かに宣言しました。
自由貿易港は今日の世界最高レベルの開放形態です。海南自由貿易港の建設について、習総書記は自ら計画・配置、推進してきました。2020年6月、海南自由貿易港建設開局の正念場で、習総書記は制度集成・革新を際立った位置に置き、2025年までに貿易の自由・利便性と投資の自由を重点とする自由貿易港政策・制度体系を初歩的に確立する考えを示しました。また、2035年までに中国の開放型経済の新たな高地をめざし、今世紀半ばまでに比較的強い国際影響力を持つハイレベルな自由貿易港を全面的に完成させるよう努めていくという重要な指示を出しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年4月14日