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発信時間：2021-04-17 14:05:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　新型コロナウイルスワクチンの公平な分配は、世界経済回復にとって極めて重要だ。中国は最近、アフリカ諸国に多くの新型コロナワクチンを寄贈もしくは輸出している。アフリカの政府高官は中国側の善意ある措置を高評価し、これらのワクチンは「恵みの雨」であり、アフリカと苦難を共にする中国の誠実な友情を示したと見ている。また、アフリカの経済・社会の回復と発展に重要な効果を発揮するとしている。

　ワクチンの生産能力の不足、一部の国による「ワクチンの民族主義」、大量のワクチンの溜め込みにより、世界のワクチン分配の不公平が深刻になっている。多くの発展途上国、特にアフリカ諸国は1回分のワクチンも受け取っていない。

　国連アフリカ経済委員会が先ほど開いたハイレベルチーム議論において、世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は「新型コロナワクチンの公平な分配は、新型コロナウイルスの変異を阻止する唯一の確実な方法であり、経済を正しい軌道に戻す最もスムーズな方法でもある」と述べた。世界銀行の研究データによると、ワクチンのアフリカ到着が1カ月遅れるたびに、現地のGDPに約138億ドルの損失が生じるという。

　中国側は昨年6月に開かれた中国・アフリカ感染対策団結特別サミットの席上、新型コロナワクチンの研究開発を終え使用開始された後、先にアフリカ諸国に恩恵をもたらしたいと約束した。中国側は発言すれば必ず信用を守り、行動すれば必ず結果をもたらす。中国は最近、アフリカ諸国へのワクチン交付を開始している。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年4月17日

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