日本が「従軍慰安婦」の表記を「慰安婦」に変更 外交部「侵略の歴史を直視し、反省すべき」

日本が「従軍慰安婦」の表記を「慰安婦」に変更 外交部「侵略の歴史を直視し、反省すべき」。日本軍国主義の発動した侵略戦争は中国を含む多数のアジア被害国の人々に甚大な惨禍を与えた。「慰安婦」の強制連行などは日本軍国主義の犯した重大な非人道的犯罪だ…

タグ:従軍慰安婦 戦争 歴史 軍国主義

発信時間:2021-04-30 15:19:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 


 外交部(外務省)の汪文斌報道官は、29日の定例記者会見で記者からの質問に答えた。


【記者】報道によると日本政府は閣議決定した答弁書で、「従軍慰安婦」という用語は誤解を招く恐れがあり、「慰安婦」という用語を使うべきだとした。第2次大戦中の旧国民徴用令による朝鮮半島からの労働者移入については「強制連行」または「連行」ではなく「徴用」を用いるべきだとした。文部科学省は、今回の閣議決定は今後の教科書検定に反映されるとしている。これについて中国側としてコメントは。


【汪報道官】日本軍国主義の発動した侵略戦争は中国を含む多数のアジア被害国の人々に甚大な惨禍を与えた。「慰安婦」の強制連行などは日本軍国主義の犯した重大な非人道的犯罪だ。これは国際的に広く認められた歴史の事実であり、動かぬ証拠があり、否認は許されない。


日本政府は言葉遊びを弄することで史実を曖昧にし、歴史的罪責を希薄化し、逃れようと企てている。これは侵略の歴史を否認し、歪曲する日本の新たな否定的動きであり、侵略の歴史に対する日本の長年来の正しくなく、誠実でない間違った態度とやり方が改めて浮き彫りとなった。これに対して国際社会は厳しく防備し、正し続けていく必要がある。


我々は改めて日本側に対して、侵略の歴史を直視し、反省し、軍国主義と明確に一線を画し、責任ある態度で「慰安婦」強制連行など歴史の残した問題に適切に対処し、実際の行動によってアジア近隣諸国と国際社会の信頼を得るよう促す。(編集NA)


「人民網日本語版」2021年4月30日

 

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