香港特区の林鄭月娥行政長官は11日、行政長官革新及び策略発展顧問団の関連研究内容の報告を受け、「明確な方針に沿い、より多くの関連措置を打ち出し、国の第14次五カ年計画が香港にもたらすチャンスをよりよく把握する」と表明した。
顧問団のメンバーは11日、香港が国の第14次五カ年計画のチャンスを利用するための第11回会議に出席し、国家の第14次五カ年計画綱要の香港特区への関連支持に対して熱烈歓迎を表した。顧問団のメンバーは、香港は粤港澳大湾区の発展がもたらすチャンスを利用し経済回復を急ぐべきとし、香港の大湾区における新たな優位性の構築に向け提案した。
顧問団のメンバー、2022基金会主席の馮国経氏は顧問団に大湾区の研究結果を説明する際に、香港の大湾区における競争力を強化・拡大し、香港の経済成長の新たな源となる7つの分野を強調した。
香港空港管理局行政総裁の林天福氏は顧問団のメンバーに、香港空港都市の発展概況を紹介した。顧問団のメンバーは香港空港都市の発展を全力で支持し、香港経済を促進する。
林鄭月娥氏は顧問団からの意見と提案に謝意を表し、顧問団の大湾区関連の詳細で正確な研究内容を称賛した。「特区政府は近年、一連の便利な措置を打ち出し、香港と大湾区大陸部都市の人・物・資金の流れと情報の相互接続を促進している。しかしながら我々は明確な方針に沿い、より多くの関連措置を打ち出す必要がある」
林鄭月娥氏は最後に、「特区政府は香港のため新たなチャンスを模索し、経済回復に協力し、民生を改善する」と述べた。
行政長官革新及び策略発展顧問団はハイレベルな諮問機関で、香港の世界における戦略的位置づけと経済発展方向に関する意見提供などを担当する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月12日