CCTVニュースによると、あるメディアは、「米国が中国侵略日本軍“731部隊”戦犯の戦争責任を免除することを条件に、“731部隊”が実施した人体実験、細菌実験、細菌戦、毒ガス実験などのデータを入手し生物兵器研究を行った。フォート・デトリック生物実験室はこれを基礎に米国の生物兵器研究開発基地に発展した。同基地には今も米国軍のP4生物実験室が残っている」と報じた。
これについて、中国外交部の汪文斌報道官は以下のように述べた。関連の報道を目にした。米国は「731部隊」の細菌戦に関するデータを収取するために25万円を支払い、「731部隊」およびそのリーダーの石井四郎の極悪な犯罪行為を世界に隠蔽し、さらに石井四郎をフォート・デトリックの生物兵器顧問にした。
米国メディアは、フォート・デトリックは人類の安全を脅かす大量のウイルスを保管し、しかも隠れた危険と隙も多く存在することを明かした。専門家の分析によると、米国が世界に設立した200カ所以上の実験室の分布は、近年の危険な疾病やウイルス蔓延の発生地の分布状況と非常によく似ている。上述の米国軍と「731部隊」の結託の歴史を連想させ、米国が国内外で生物軍事化活動を展開する数々の疑惑がいつになったら暴かれるかを知りたい。米国はいつになったら国際社会に責任を持って説明できるのか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月5日