再び持ち上がった新型コロナウイルス「研究所流出」陰謀論はまさに荒唐無稽

再び持ち上がった新型コロナウイルス「研究所流出」陰謀論はまさに荒唐無稽。

タグ:コロナウイルス 陰謀論

発信時間:2021-06-09 10:53:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


バイデン米大統領は先日の声明で、新型コロナウイルスが動物からの感染に由来するのか、それとも研究所から流出したのかを解明する満足のいく報告書を提出するよう米情報機関に指示したことを明らかにした。また、全面的で透明性ある、証拠に基づく国際調査への参加を中国に促した。(文:陳籽。人民網掲載)


パンデミックの発生以来、米側はウイルスの起源解明問題を利用した政治的宣伝劇を繰り返し演じてきた。今回もまた例外ではない。


中国は世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの起源解明をめぐり世界規模の研究作業を行うことを支持している。国内の感染防止・抑制任務が非常に厳しく多忙な中でも、起源解明研究のためWHOの専門家を2回にわたり中国に招待した。双方の専門家は共同で現地調査を行い、大量のデータを分析し、共同研究報告書を発表し、権威ある、正式の、科学的な結論を導き出した。その中で、新型コロナウイルスが研究所から人に感染した可能性は「極めて低い」と明確に指摘された。


科学的研究と事実の根拠に基づき得られたこれらの結論を米側が完全に無視し、覆そうと焦り、独自に他国に対していわゆる「調査」をほしいままに実施しようと企てているのは、どのような意図があるのだろうか?現在、米側はまさに人々の視線をそらすための手段として、「研究所流出」陰謀論を再び持ち上げている。


複数の研究は、新型コロナウイルス感染症がすでに2019年後半に世界各地で出現していたことを裏付けている。中国とWHOの合同専門家チームの科学的研究が有効な成果を挙げた後、国際社会では起源解明の第2段階調査の実施をWHOに求める声が高まった。

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