国務院新聞弁公室の組織した西蔵(チベット)自治区平和解放70周年取材団が5日、チベットでの取材活動を滞りなく終えた。6日間の日程で、国内外のメディア21社の記者35人がラサやニンティを訪れ、チベット平和解放後70年間の日進月歩の発展と変化について理解を深めた。新華社が伝えた。
ラサでは、チベット甘露蔵薬股フン有限公司(フンはにんべんに分)を訪れ、医薬事業の発展状況を取材した。チベット仏学院では教員や学生を取材し、教室や寮を見学。現地の人々の信教の自由の状況について理解を深めた。世界文化遺産のポタラ宮などを訪れ、チベットの伝統文化保護の取り組みに対する全面的理解を深めた。チベット百万農奴解放紀念館を訪れ、チベットの民主改革の状況を見学。標高4000メートル余りのラサ市ダムシュン県高原牧場では、現地の特色ある畜産業の発展状況などを現地で視察した。
また、「雪域の江南」と讃えられるニンティ市にも足を運び、巴吉村、扎西崗村、魯朗国際旅遊小鎮などで農村振興や観光業発展の状況を取材した。
5月31日から始まった今回の取材活動には新華社、AP通信、ロイター通信、AFP通信、TBS、ロシア・トゥデイなど国内外の大手メディアが参加した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月7日