米連邦上院議員3名が6日に軍用機で台湾地区を訪問したことを受けて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は7日の定例記者会見で、「米議会の関係議員が台湾地区を訪問したうえ台湾地区の指導者と会談したことは、『一つの中国』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定に対する重大な違反だ。中国側は断固として反対であり、すでに米側に厳正な申し入れを行った」と述べた。
また、汪報道官は「中国側は米側に対して、中米関係及び台湾海峡の平和・安定にさらなる重大な損害をもたらさぬよう、『一つの中国』政策を堅持するとの姿勢表明を具体的に実行し、『一つの中国』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定をしっかりと厳守し、台湾地区とのいかなる形式の公的往来も直ちに停止し、台湾地区問題を慎重に扱い、『台湾独立』分裂勢力にいかなる誤ったシグナルも送らないよう促す」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月8日