世界の新型コロナウイルスの感染状況は依然として深刻で、世界のワクチン接種の不均衡の問題が非常に際立っている。感染対策の国際協力を推進するため、中国は終始、世界の公共財というワクチンの「最大の性質」を堅持している。

　中国は現在すでに国際社会に4億8000万回分余りのワクチンを供給し、100カ国弱にワクチン支援を提供し、50数カ国にワクチンを輸出している。ワクチンの対外提供が世界最多の国になっている。

　世界の主要国ではワクチン接種が秩序正しく進められている。中国はすでに接種回数が13億回を超えており、「中国のスピード」を示している。

　多くの発展途上国でのワクチン普及を促進するため、中国は実際の行動により世界のワクチンの公平で合理的な分配を促している。中国は第73回世界保健総会で、中国の新型コロナウイルスワクチンは研究開発が完了し使用開始された後に世界の公共財になり、発展途上国におけるワクチンの普及に向け貢献すると厳かに約束した。

　多くの発展途上国にとって、中国製ワクチンは真っ先に手にしたワクチンであり、「恵みの雨」と言える。赤道ギニアのオビアン大統領は、中国製ワクチンは現地の感染対策の灼熱の戦場に希望の慈雨をもたらしたと述べた。ジンバブエのムナンガグワ大統領は、中国から寄贈されたワクチンはトンネルの先の光のようだと述べた。

　中国の努力は国際社会から広く熱烈に歓迎されている。中国製ワクチンがベオグラードに到着すると、セルビアのヴチッチ大統領が自ら空港に出迎え、これらのワクチンを両国の「偉大なる友好の証明」とした。

　中国製ワクチンは国際社会で高い評価を受けており、安全性と有効性が広く認められている。すでに100カ国以上で中国製ワクチンの使用が認められている。世界保健機関（WHO）は国薬集団と科興公司のワクチンに緊急使用の許可を出した。

　一部の国家元首と政府高官が率先して中国製ワクチンの接種を受け、中国製ワクチンに信頼票を投じた。そのうちインドネシアのジョコ大統領、トルコのエルドアン大統領などの首脳はテレビの生中継で自ら接種を受けた。フィリピンのドゥテルテ大統領は接種後、「いい感じだ」と表明した。