中国は「ワクチンのナショナリズム」を捨てるよう断固呼びかけ、ワクチンの生産能力と分配の間の問題を解消し、発展途上国で普及しやすくするよう何度も主張している。中国はWHOが主導する、途上国へのワクチン供給を行う枠組み「COVAX」に加わり、第1弾・1000万回分のワクチン提供を約束した。発展途上国の緊急の需要に用いることを明らかにした。先ほど第1弾のワクチンが正式にラインオフした。今後はさらに長期供給についてWHOと積極的に協議する。
中国は新型コロナウイルスワクチンの研究開発、生産、使用などの面で、積極的に国際協力を展開している。研究開発について、一部のワクチン研究開発機関がすでにアラブ首長国連邦やブラジルなど20数カ国の関連機関と協力し、3期臨床試験を展開している。生産について、一部企業が生産する原液がすでにブラジルやインドネシアなどの国に送られ、域外でのパッケージングが始まっている。
世界で猛威を振るう新型コロナウイルスは、人類が運命でしっかり結びついていることを示した。ワクチンの発展途上国における普及を実現するため貢献し、「全力を尽くしより多くのワクチンを海外に提供する」という厳かな約束を果たす。中国は発言だけでなく、これを実行している。
中国製ワクチンの安全性と有効性の十分な証明に伴い、中国は引き続き実際の行動により世界のワクチンの公平かつ合理的な分配を促進し、世界の一致団結した感染症との戦いを支える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月9日